2016年11月29日火曜日

1週間の出来事 2016年11月29日更新



11月が終わってしまう。



フライパンやコーヒーのドリッパーを新調。
うちはKONO式。
割れたり、焦げ付いたり、
さっさと変えたらよかったのだけど、
なんだかズルズルと・・・。
フライパンの上を具材が滑るのを見るのは、
本当に気持ちいい。
キッチン雑貨はここを見ると決めている。
展示でお世話になった六貨
ものを買うとき、なるべくなら住む町に
近いお店で買えたらとは思っている。
今、他に抱えているズルズル案件は、洗濯機と自転車。



パレットクラブフリマへ。
久しぶりにスタッフの方々に会えて、嬉しかった。
特に何も買えなかったけれど、、
用がなくても行きたいくらい好きな校舎。
もし通ったのがパレットクラブじゃなかったら、
今頃多分、絵を描いていなかったと思う。
何の下調べもせず(講師のこともほとんど知らなかった)、
選んだ学校。
パレットクラブから始まって、いろんな人に出会って、
今も描いている。


田嶋健さんの参加するグループ展へ。
田嶋さんは東京で知り合った、長野県の先輩イラストレーター。
1日だけ在廊と知って伺ったら、
うっかりパーティーの日だった。
いまだにパーティーと聞くと
心の準備をしていかないとドキドキしちゃうのだけど、
勢いで中に入るとあたたかく迎え入れてもらえた。
ありがたく、嬉しい。
鮮やかで美味しそうな色の木版画、
じっくりと見させてもらった。
六本木湘南台ギャラリーにて11月30日まで。

2016.11.23(Wed)~11.30(Sun)
MY Prints 2016 ー木版画ー
志賀直美 / 田嶋健 / 中島奈津子
※会期中無休
12:00~19:00(最終日17:00まで)



杉並区に新しくできた「妙正寺体育館」でバスケット。
長尺弾性シートという床に感激。
マットな質感で、滑りにくくて、若干柔らかい。
別のところで「大宮前体育館」というのが区内で比較的新しいのだけど、
そこの床はブルーの床で、滑りやすい気がして、
利用を避けているところがある。
妙正寺体育館は当たりな気がしている。

大宮前体育館は館内のサインが特徴的。
この対談が面白かった。

http://10plus1.jp/monthly/2016/06/issue-01.php



近所のコーヒー店でウィスキー入りのコーヒーを飲む。
冬の味、そういえば昨年も同じ店で同じメニューを頼んだ。



adobeのアプリケーションを全てバージョンアップ。
ちょっとした部分にいくつか違和感を感じている。
イラストレーターは、テキストツールで画面をクリックすると、
「山路を登りながら」という文章が勝手に打たれる。
色々調べて解決したけれど、これも新機能で初期設定とのこと。
アプリケーションは半強制的に新しくなる。
でも印刷会社は最新のバージョンになかなか対応できない。
現場で色々と検証しないといけないから。
そこにけっこうジレンマがある。

それでは、また来週。

2016年11月22日火曜日

1週間の出来事 2016年11月22日更新



また文房具の絵。このカールしたカスが好きだ。

HBも搬入を終え、もうすぐ年末という気が増してきた。
あの少し緊張感のある搬入風景は、もう風物詩。
ちらりと見える他の方の絵が、すごく素敵に見える。
会社のデザインの仕事も、年末から春にかけて繁忙期を迎える。
これも例年通りのことで、
今年も風邪をひかないのが目標。



星先生の個展「風の暮らし」へ。
ブックカフェ槐多は連日大盛況。
先生が時折さらりと口にする「気障」という言葉が気になって、
自分でも使ってみたいけれど、なかなか使う場面がない。
絵を見たり、話したり、いろいろと学ばせてもらっている。
講師をされていた頃は、どんな風だったのかな。



バスケット。
このところ練習中に誰かがうずくまるシーンが続いている。
(たまに当事者になってしまう)
先日の練習中、みぞおちに膝が入ってしまった人がいて、
直後は大丈夫そうだったのに、
後日アバラが折れていたことが発覚。
怪我のないバスケットが一番。
そして年末の恒例忘年会が近づいてきた。
毎年「アタック25」を作って
プロジェクターを使ったクイズをしているけれど、
今年はどうなるかな。



それでは、また来週。

2016年11月15日火曜日

1週間の出来事 2016年11月15日更新


L.L.Beanウィケッド・グッド・スリッパが好きで、
最近2足目を購入した。
いわゆるルームシューズなのだけど、
床冷房が入ってるんじゃないかっていう我が家、
欠かせないものになっています。
「Wicked Good ウィケッド・グッド」は
メイン州では褒め言葉、とのこと。
めちゃくちゃいい、くらいの意味みたい。



最近はHBファイルコンペのための絵を描く日々。
コンペにはそれほど積極的ではないつもりなのだけど、
1年の終わりにこれだけは継続しようと
思ってこれで3回目。この週末に搬入。
そんな折、夏の終わりに応募していた
東京装画賞2016に入選したとの連絡をいただく。
悩んで描いた絵を、
受け止めてもらえた嬉しさはあるものの、
嬉しいだけじゃいられないことも多い。
ともあれ、コンペとはうまく付き合わなくちゃ。
来年3月に受賞者展を開催するそうです。

▶︎ 第4回 東京装画賞 2016




気になる印刷物を収集してしまう。
左上の「カラー印刷」は、ちょっと真似できないすごさがある。
久々に引っ張り出したけど、やっぱり面白ものが多い。
右のスターバックスのは木内達朗さん(だと思う)。
イラストレーションの世界を
あまり知らない時に気に入って、
もう10年もとってある。



それでは、また来週。

2016年11月8日火曜日

1週間の出来事 2016年11月8日更新



最近はもっぱら、文房具の絵を描いている。
好きな対象なので、描いてて楽しい。
一時期文房具が好きすぎて、
使わないのにいろんな硬さの鉛筆を揃えたり、
仕事がてら(営業職時代)、
一日に何件もはしごしていた。



この鉛筆削りもデジタルツールで描いているんだけど、
昨年Nidiギャラリーで開催された山野英之さんの個展の
言葉を時々思い返す。
一部を引用する。
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考えてみれば、マウスを使うようになって20余年。今やどんな道具より長い時間、身近なツールとして接している。人生の半分以上を共にしてきたのだから、そろそろ身体の拡張と考えても差し支えなかろう。
——————
Nidi gallery http://nidigallery.com/schedule/21652

すごく目の覚める言葉だった。

自分のことを言うと、ペンタブレットを使い始めて約10年。
目的もはっきりしないまま(絵に使い始めたのはここ3、4年)、
なんとなく買って使ってきた。
仕事でも家でも朝から晩まで握っているから、
やっぱり一番身近な画材なんだと思っている。

今まで無意識に使っていたものを、
最近は少しずつ意識して、
便利に使おうと工夫している。
自己流なのでこの辺りの話を、誰かとしてみたい。



家電もそうだけれど
便利なものは調べるとたくさん出てきて、
家にある古いipadの使い道を考えていたら、
macのサブディスプレイとして使えることが分かった。
昨日からこんな感じ。
ケーブルだらけ。



寒くなってきました。
顔がカサカサしてくると、冬を感じます。
それでは、また来週。

2016年11月1日火曜日

1週間の出来事 2016年11月1日更新




灘本唯人さんが亡くなられたのはこの夏のこと。
今年90才になり、
プロとして仕事を始めて60年目ということだった。

先日古道具屋で、灘本さんの絵の入った小物立てを見つけて買った。
1度だけ、先輩の展覧会二次会で同席させてもらったことがある。
ビールを注いで頂いて、
「野菜食えよ、野菜。」と
絵とは関係ない言葉をもらった。
今では笑える思い出。
8月に刊行された『にんげんもよう』、
素晴らしい本だった。
40歳の頃の灘本さんの似顔絵を模写。
会えたこと、大切にしたい。



この1週間色々と展示に行ったけれど、
印象的だったのは
・きくちまる子個展「草花山鮨図」
・林優希×松尾布祐子「描きたいままに」
どちらも同じ時期にパレットクラブで学んだ人たち。
卒業してそろそろ3年。
少しずつみんな変化してきている。
個人的にだけれど、
いろんな分かれ目だと感じているこの頃。

林さんは展示に際して、こんな詩を書いていた。
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『描きたいままに』

絵を描く
ひとりぼっちで描く
わたしの中の
本当のわたしが 目を覚ます

絵の具の触感
墨のにおい
キャンバスを掻く音
にじみ、ゆがみ、まざった色

描き上げた瞬間
ひとつ気もちが落ちつくけれど
すぐに別の気もちが
押し寄せてきて

わたしたちは
今日もねむれない。
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この言葉があるとないとでは、
感じ方が違ったかもしれない。
考えながら会場に向かった。



ギャラリーダズルの
『信濃八太郎 山崎杉夫 田沢ケン「SPORTS」』展
パーティーへ。
年に一度のこの展示も12回目。
二次会まで参加させてもらったけれど、
久々に飲みすぎて、どうやって帰ったか覚えていない。
変なこと、してなければいいけれど。
時々飲みすぎて落ち込む。



それではまた来週。